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Safari(サファリ)は、アップルにより開発されているウェブブラウザ。OS X 標準のウェブブラウザとして Mac OS X v10.3 より搭載されている。iPhone、iPod touch、iPad の iOS プラットフォーム向けに OS X 用からカスタマイズされた Safari が標準ウェブブラウザとして搭載されている。 == 特徴 == 主な特徴として、レンダリングエンジンに KDE の Konqueror オープンソースプロジェクトで使われている KHTML と KJS をベースとする Webkit を使用、SVG・RSS・タブブラウズといった最新のブラウザが備える機能に対応する。 画像に埋め込まれたカラープロファイリングを読みこみ正確な色空間を描画可能である。 CSS では、開発中の仕様も一部実装し、比較的正確な描画が望める。Acid2 テストに最初期(2005年4月)に合格している。 開発中のWebKit r31356(最初のスコア100は、r31342)を利用することによって、Acid3 テストにも公開版として最初に合格するWebブラウザとなった。ただし、iOS版は、Acid3でのスコアは100であるにもかかわらず、Acid2には未合格である(version 4.0.5現在)。 JavaScript に関しては、おおむね Gecko 系ブラウザに近い挙動を示すJavaScriptCore フレームワークを中核に備えている。KDE 開発の KJS を前身とするフレームワークであり、OS 全般の JavaScript の処理に用いられている。図形を描画するcanvas要素を実装しており、JavaScript もこれに対応する。 TLS・SSL のサポート、Cookie の管理、Mac OS X の設定で閲覧できるサイトの制限などのセキュリティ機能をそなえる。 HTTP レスポンスヘッダ(あるいは HTML の meta 要素)の Content-Type: フィールドの charset 指定(無指定時は ISO-8859-1)と実際の HTML の文字コードが異なっている場合、正確な動作を行う Safari では指定に忠実に解釈するため文字化けする。 Mac OS X v10.6 以降の Mac 版 Safari では、プラグインを個別プロセスで実行する仕様となり、プラグインがクラッシュしてもブラウザ全体が落ちることはなくなった。iOS 版 Safari は、Flash などのプラグインをサポートしない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Safari」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Safari (web browser) 」があります。 スポンサード リンク
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